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広域調整部 Wide area adjustment department

広域調整部の業務

広域調整部は、地域生活にかかる警察活動を始め、様々な犯罪への対応、道路交通の安全確保のほか、大規模災害や国際犯罪など、 国の公安に係る警察活動について管区内各府県警察の連携を図るための部署で、広域調整第一課・広域調整第二課・高速道路管理室があります。

広域調整第一課

広域調整第一課は、組織化している特殊詐欺やグローバル化しているサイバー犯罪の取締りに関して、管区内各府県警察や関係各機関の間で連携した対応ができるように、 また、広域・国際化している最近の犯罪に対して、管区内各府県警察が共同して迅速で効率的な捜査を行えるように、捜査の調整や捜査員の広域的な運用等について指導的な役割を担っています。

広域調整第一課の業務の様子
広域調整第一課の業務の様子
広域調整第一課の業務の様子

広域調整第二課

広域調整第二課は、交通事故防止対策、交通規制、交通指導取締り、交通事故事件の捜査に関して、管区内各府県警察に対して必要な連絡、指導、調整などを行い、 情報を共有化する役割を担っています。また、大地震等の大規模災害が発生した場合に、被災情報、交通状況等に関する情報の収集に当たるとともに、 管区警察局ごとに編成された管区機動隊や広域緊急援助隊の派遣に関する調整なども行っています。

広域緊急援助隊の訓練の様子
白バイ大会の様子
災害訓練の様子

近畿管区機動隊

管区機動隊は、道府県警察における集団警察力の強化を図るとともに、都道府県警察相互の援助体制を確保するため、昭和44年4月5日に、全国の管区警察局の管轄区域ごとに編成されました。 近畿管区機動隊は、近畿管区内2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の警察官約1,000人で編成され、大規模警備等においては都道府県警察の枠を越えて広域運用されます。 これまでに、治安警備の中核部隊として、成田闘争を始め、G20大阪サミット等の大規模警備事案に出動したほか、東日本大震災等の災害警備活動に従事してきています。

管区機動隊の訓練の様子
管区機動隊の訓練の様子
管区機動隊の訓練の様子

広域緊急援助隊

広域緊急援助隊は、阪神淡路大震災における教訓を踏まえ、大規模災害対策を一層充実させ、迅速・的確な災害警備活動を行うために、 国内の大規模災害時に都道府県警察の枠を越えて広域的に即応でき、かつ高度な救出救助能力等を持つ災害対策専門のエキスパートチームとして、 平成7年6月1日に、全国の都道府県警察に設置されました。近畿管区広域緊急援助隊は、警備部隊・交通部隊・刑事部隊で構成され、 近畿管区内2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の警察官約960人で編成されており、大規模災害発生時においては都道府県警察の枠を越え、 災害警備活動に当たります。災害警備に関する訓練を推進するため、年間訓練計画を策定し当局主催で年1回の近畿管区内広域緊急援助隊合同訓練を実施しています。

広域緊急援助隊の訓練の様子
広域緊急援助隊の訓練の様子
広域緊急援助隊の訓練の様子

高速道路管理室

高速道路管理室は、高速道路における広域交通管制業務を担っています。 高速道路での交通事故・渋滞等の発生に際し、関係府県警察の高速道路交通警察隊に必要な連絡・指示等を行い、府県間に及ぶ交通規制の実施調整を図るなど、高速道路の広域的な交通の安全と円滑の確保に当たっています。 また、関係各府県警察やNEXCO西日本などの道路管理者と連携して、交通安全のための広報・啓発活動を担っています。

高速道路管理室の業務の様子
高速道路管理室の業務の様子
高速道路管理室の業務の様子

他の部署